鳥取駅前風紋広場で「世界のまんなか」と書かれた大きな旗とともにカレー屋をやっている人がいるとは聞いていた。知り合いから、その人の話を聴ける会があるけど参加しないかと声をかけられたので行ってみた。
前半の彼のぶっとびエピソードから、後半のなぜそうしてみたのかの話の落差。あー、ぜひわが子に聞かせてやりたいと思った。そんなマサくんの旅のエピソードの一つ、インドをラクダと歩いた600キロについて、「自作の本をつくっているので買ってください」との案内があり、紆余曲折を経て購入。紆余曲折とは、買いに行くと、プリンターが壊れたので、今制作できないとか…、今売り切れたとか…。本の値段701円は、彼が販売しているカレーよりは、ちょっと価値があるだろうと、カレー代より1円お高い設定。
彼は、インドで、日本人だからとインドの人からはお金を徴収しないところで、お金を請求されてとても悩む。お金のある人からはもらうべきだというインドの人の思いもわかる。でも、果たしてそれは正しいのかと悩む彼の気持ちもわかる。一つ一つのエピソードに、心がたくさんゆさぶられた。人は、やっぱりお互いぶつかり合い(ふれあい)ながら生きていくのだなーと思った。
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