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先日、同窓会があった。同窓会と言っても毎年やっているのだが、今回の話題の一つに親の介護のことがあった。自分たちも歳を取ったが、親も歳を取る。毎年顔を見せていた同級生の一人が今年は参加しなかった。「親から目が離せないのが理由じゃないか…」、「心配だなあ」と言いつつも、「うちも親一人、子一人だから…」「うちもだよ」という感じで、話が広がっていった。
うちだってそうだ。母はまだ70代前半で、畑仕事だってしている。週に一回ことを習いに行き、太極拳、地域の人への弁当配布のボランティア、などなど。精力的に動いていて、最近ではハーモニカも始めたらしい(傍から見ていて、そこまでせんでもいいのにとは思うのだが…)。だが、確実に歳は重ねている。今は大丈夫だけれど、以前にできていたことができなくなる、ということがこれから増えていくのだろう。
本書を読みながら、子育てと比べてしまった。親が良かれと思って子どもにさせようとしても、子どもは思い通りにならない。ああ、子どもは別人格なんだ、ということを徐々に実感していくんだろう。年老いた親にも同じように感じていくんじゃないかなと思った。違うのは、できることが増えていく子どもに対し、歳を取るごとにできないことが増えていく。そして、子育てには終わりはあるが(多分)、終わりが見えない、そして、終わりは悲しみとともにやってくる。
思い通りにならなくて、ぶつかることもあるだろう。親子だからということで双方に甘えもある。家庭内の事だから、と抱え込んでしまってはお互いに潰れてしまう。経験者に話を聞いたり、身近な人に相談したり、いろんなサービスを使ったり。最近では、介護にIT技術を使うということもあるらしい。まずは、同窓会に来なかった同級生と連絡を取ってみようかな。
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