とっとり県民カレッジ連携講座
2023年度人権とっとり講座受講生募集!
ちがうまま、ともに
自ら選んだわけではないけれど、自分はまわりとちがう。先天的なもの、なにかのきっかけでそうなったもの、その中身も理由もさまざまで、日常生活に支障のあるものもあれば、日々はそれほど苦にならないものもある。そもそも人は一人ひとりみなちがう。お互いがそれぞれちがうまま、一緒に生きている。でも、もう少し、一緒に生きていく日々が肩の力を抜いた安心したものになるように。一緒に考えてみませんか。
講 義
1 |
7月7日(金)
とりぎん文化会館第2会議室
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生きづらさを抱えた人がうまれてきてよかったと思える社会の実現
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竹田伸也さん
(鳥取大学) |
2 |
7月25日(火)
市民交流センター多目的室1
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すべての人が、その存在を認められる社会に
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平良愛香さん
(日本基督教団 川和教会) |
3 |
8月10日(木)
とりぎん文化会館第2会議室
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コロナ禍における差別と不寛容
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村山綾さん
(近畿大学)
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4 |
8月30日(水)
とりぎん文化会館第1会議室
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マイクロアグレッション 気づかないうちに人を傷つける言動 |
中村正さん
(立命館大学) |
5 |
9月15日(金)
わらべ館いべんとほーる
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ともに生きることば 理想の介護を考える
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金子智紀さん
(慶応大学SFC研究所) |
6 |
9月26日(火)
とりぎん文化会館第2会議室
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ホロコーストの歴史から学ぶ -アウシュビッツからの問い-
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石岡史子さん
(ホロコースト教育資料センター) |
※時間は13:30~16:10、開催ごとに会場が異なりますので、来場前に確認をお願いします。
※第6回(9月26日)は、講師はリモートでの講演となります。
講演会 「描かれない思いをカタチに 落語家 林家つる子の挑戦」
講 師 林家つる子さん(落語家)
日 時 9月9日(土)14:00~15:30
会 場 わらべ館いべんとほーる
対 象:人権について関心のある市内在住の人、または鳥取市に通勤、通学している人
受講料:無料(6回通しでの受講も、選択式での受講も可能)
その他:手話通訳・要約筆記をご希望の方は、要事前申込
※全部の講義の受講をご希望の方は、6月30日(金)までにお申し込みください。
※聴講されたい講義をいくつか選ばれる場合は、それぞれ開催日3日前までにご連絡ください。
※感染症対策へのご協力をお願いします。
こんなことを学びます。
1 |
生きづらさを抱えた人がうまれてきたよかったと思える社会の実現
市場原理が生活の隅々まで浸透していくと、人々はなにごとも「損か得か」というものさしで測ろうとします。そこには、カラフルな私たちの体験を反映した「多様なものさし」は存在しません。困難な今を生きることは、「価値観の新たなものさし」を手に入れる体験ととらえ、すべての人が生まれてきたよかったと思える社会づくりについて、ともに考えます。
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2 |
すべての人が、その存在を認められる社会に
「セクシュアルマイノリティに対する認識はかなり広まってきましたが、理解が深まったかといえばどうでしょう。ゲイである自分は、性的少数者であると同時に、女性から見れば抑圧者である男性です。私の母親は、私の性的指向について共有する以前から、常に『周りがどう見るか、どう思うか』でなく、『私がどうしたいか』を大切に育ててくれ、そのことに今とても感謝しています。」
さまざまな人が不利益をこうむりやすい現在のシステムについても、ともに考えたいと思います。
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3 |
コロナ禍における差別と不寛容
2020年から感染を世界に広げていった新型コロナウイルス感染症。感染流行による影響が長期化するにつれて感染者や医療従事者等への差別問題が生じました。さまざまな形で甚大な不利益をもたらす偏見や差別がなぜ生じるのか、社会心理学的な視点から紐解きます。
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4 |
マイクロアグレッション 気付かないうちに人を傷つける言動
差別する意図がない何気ない会話や褒めたつもりの言動であっても、結果として特定の集団や人、ジェンダー、性的指向などによって見下す言動のことを「マイクロアグレッション」と呼びます。その特性から周囲にも相談しづらく、また日常的に繰り返されることも多いため、あからさまな差別よりも心身に与える影響は大きいと言われています。「マイクロアグレッション」という概念を社会の共通の課題とし、無意識の偏見に気づくためにともに学びます。
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5 |
ともに生きることば 理想の介護を考える
「ケアをする、されるという関係を超えて、だれもが『ともに生きる』ことができる場所では、利用者が生き生きとしている。施設は暮らしの場なので『正解』はなく、人の生活をマニュアル化してはならない。『ともに生きる』というのはきれいごとではなく、しっかりとかかわること。」
高齢者の生活を支えるうえで本質的に大切な30の考え方をもとに話し合いを進めます。
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6 |
ホロコーストの歴史から学ぶ-アウシュビッツからの問い-
第二次世界大戦時にナチ・ドイツとその占領下のヨーロッパで起きた虐殺「ホロコースト」。
「ユダヤ人に生まれた」。ただそれだけの理由で約600万人もの人が殺され、障がい者やロマの人々も犠牲となりました。ホロコーストのはじまりは、「街角のヘイトスピーチ」だったとも言われています。ホロコーストはなぜ起きたのか。ホロコーストの歴史を通して、私たちの暮らし社会を見つめ直します。
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問合せ先
鳥取市総務部人権政策局人権推進課
TEL 0857-30-8071 FAX 0857-20-3945
メール jinken@city.tottori.lg.jp
公益財団法人鳥取市人権情報センター
TEL 0857-24-3125 FAX 0857-24-3444
メール info@tottori-jinken-joho-center.or.jp