センター職員の今月のいちおし!!12月

あっ!そうなんだ!性と生

編著 浅井春夫・安達倭雅子・北山ひと美・中野久恵・星野恵

  勝部真規子

発行 エイデル研究所 2000円+税




田川朋博

 

最近、新聞などで子どもの性教育についての記事を目にすることが多い。自分のことを振り返ってみると、親からは教わってこなかった。じゃあ、自分はどうするのか、子どもにどうやって伝えていくのか…。

本書は、子どもの素朴な性に関する疑問に答えるという形で構成されている。例えば、「赤ちゃんはどこからどうやって生まれてくるの?」とか「おしっこのでぐちはどうやってあらうの?」などの生活に具体的に関わるものまで。「性被害 こんなときどうするの?」など、性被害や性的いじめについても子どもたちに伝えられる内容になっている。

 子どもたちに伝えるのに早すぎるということはない。本書には、子どもたちに伝えられるようにとおとな向けの解説編まで付いている。“聞かれたときがチャンス!”自分の子どもにも読んであげようと思った。まだ5カ月だからもうちょっと先かもしれないけど…。

 

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