大変遅ればせながら映画の公開に合わせて読んでみました『もしドラ』。ドラッカーについて書かれた本を読むのは2回目。未だ本人が書いた本には手が届かず。
野球部のマネージャーになったから、マネジメントについて学ぼうと、『マネジメント』とそのもののタイトルに惹かれ、経営の本を買い、でもそれを現実に活かして、野球部を初の甲子園まで連れて行くという、ざっくりいうとそんなお話です。 企業の使命を定義する上で最も重要な問いが「顧客とはだれか」ということ。ここを出発点に、真摯さを念頭にイノベーションに挑んでいく。たしかに、誰の願いや、思いを実現するために仕事をしているのか、最終的に求められているものは何なのか、どんな結果をだすのか、そこをきちんと整理しないまま、日々与えられたことをこなしていくだけでは成果もなければ、精もない。実際、本を読みながら、なんども手を止め、自分だったらどうなのだろうと自問自答。そして、最終的に、こんどこそ、ドラッカー本人の書いた本を手に取ってみようかと、重い腰が少しあがりました。 |