とっとり県民カレッジ連携講座
2025年度人権とっとり講座受講生募集!
その問題、誰かのことじゃない。
「自分の身近に差別は存在しない」または「自分は差別しないから」と、社会に存在しているさまざまな差別の問題について考えることから距離を置いたり、遠ざけたりしていることはないでしょうか。
差別の問題は、差別している人だけの問題でも、まして差別される人だけの問題でもないはず…。社会で暮らす私たち一人ひとりは問題とどのように向き合っていくべきなのでしょうか。一緒に考えてみませんか?
講 義
1 |
7月 1日(火)
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【ワークショップ】
「子どもの人権-ひとりの人として向き合う-」
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北野真由美さん
(NPO法人えんぱわめんと堺代表理事) |
2 |
7月14日(月)
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「マイクロアグレッションー日常の中にある差別-」
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丸一俊介さん
(在日コリアンカウンセリング&コミュニティセンターセンター長)) |
3 |
8月20日(水)
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「男性学から考えるジェンダー平等」
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多賀太さん
(一般社団法人チェンジングメン共同代表・関西大学教授)
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4 |
8月27日(水)
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弱さを愛せる社会へ
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野澤和弘さん
(毎日新聞客員編集委員・植草学園大学副学長) |
5 |
9月 2日(火)
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【ワークショップ】
「グループワーク賛否両論ゲーム」
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八幡隆司さん
(認定NPO法人ゆめ風基金事務局長) |
6 |
9月11日(木)
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「見えざる排除-部落問題学習の今日的意義-」
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石川結加さん
(大阪芸術大学准教授) |
※時間は、〈1部/講演〉13:30~15:00〈2部/話し合いと質疑応答〉15:10~16:00
※第1回、第5回は、2部制ではなく全編(13:30~16:00)ワークショップ形式での講義となります。
※会場は、鳥取市民交流センター多目的室(麒麟Square2階(市役所本庁舎隣接))
※すべての講義(全6回)に参加を希望される方は、6月20日(金)までにお申し込みをお願いします。
※延期や中止などの変更については、鳥取市公式ホームページ及び当センターホームページ内でお知らせします。
講演会 「メディアは部落差別をどう伝えるか」
講 師 鎮目博道さん(映像プロデューザー・ライター)
日 時 9月6日(土)14:00~16:00
会 場 とりぎん文化会館第1会議室
※情報保障あり(手話通訳・AI字幕表示を予定)
対 象:人権について関心のある市内在住の人、または鳥取市に通勤、通学している人
受講料:無料(全講義の受講、選択受講、講演会のみの申込も可能)
こんなことを学びます。
1 |
【ワークショップ】こどもの人権-ひとりの人として向き合う
「こどもまんなか社会」がスローガンに謳われるようになっても、私たち大人は、「あなたにとっていいこと」と、ついついその行動をコントロールしてしまいそうになります。もちろん子どもたちはまだまだ教えられることがたくさんある守られるべき存在ですが、それぞれが自分なりの意見をもつ独立した存在です。子ども一人ひとりがもつ力を信じ、子どもの声に耳を傾けてみませんか。
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2 |
マイクロアグレッション-日常の中にある差別-
マイクロアグレッションとは、「意図の有無に関わらずマイノリティに侮辱と侮蔑を伝える、日常的で認識しづらい敵意や見下し」を意味し、日常の親しい関係や支援の場でも無意識に生じることがあります。善意で発言したり褒めたりしているつもりの言動のなかにも含まれている場合もあり、個人の意識だけではなく社会的な影響も指摘されています。自らの意識、社会に向き合うことを通して、マイクロアグレッションについて考えます。
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3 |
男性学から考えるジェンダー平等
ジェンダーの問題は女性の問題だと思っていませんか?でも、男性だって「男らしさ」に代表されるように、社会的に作られた「ジェンダー」の影響を受けながら日々の生活を送っています。世界で「ジェンダー平等」が叫ばれる中、男性にとってそれは何を意味するのか。そして、男性が「ジェンダー平等」を目指す意味とは。ジェンダーの観点から男性性を研究する「男性学」の専門家・多賀太さんにお話しいただきます。
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4 |
弱さを愛せる社会へ
だれかと比べないと、自分の幸福すら判断できないわたしたち。しかし、現代、すべての人が満足する「しあわせのカタチ」は存在するのか。自分の思い描く幸せを生きていくためにも、一人ひとりがもつ弱さを隠すことなくさらけだし、大切にできる社会をつくりたい。そんな社会を実現するため、いまわたしたちに求められる視点・行動の変革とはどんなものか、ともに考える時間に。
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5 |
【ワークショップ】グループワーク・賛否両論ゲーム
「一番困っているところにすばやく届ける」ことをモットーに、全国の障害者団体と連携し、被災障害者の生きる場・働く場の復興を応援している「ゆめ風基金」。事務局長の八幡隆司さんに障害者防災についての新たなグループワーク「賛否両論ゲーム」を行っていただきます。災害時に起きたこと(起きそうなこと)を題材に、賛成の意見、反対の意見をそれぞれ出しながら、防災のことを考えます。
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6 |
見えざる排除-部落問題学習の今日的意義-
近年「露骨な部落差別は減少している」と言われますが、それは周囲の人たちの部落問題に対する理解が広がっているからでしょうか。本講座では、講師の体験や若者のインタビュー調査を踏まえながら、今日の部落差別の様相と部落問題学習の意義を考えます。
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問合せ先
公益財団法人鳥取市人権情報センター
TEL 0857-24-3125 FAX 0857-24-3444
メール info@tottori-jinken-joho-center.or.jp