第200回部落問題研究部会
私の生きてきた道
戦争・被爆体験から学校、職場での経験を通して
私が被爆したのは2歳の時。爆心地から約2kmのところに住んでいました。当時の記憶はありませんが、爆風で1m吹き飛ばされ、割れたガラスの破片が身体じゅうに突き刺さったそうです。私は孤児になりました。親戚の家を転々とした子どもの頃を思い出すのは、今でも本当につらいです。大学で部落問題研究会に入り、差別について学んだり、地域活動に取り組むうちに、学びを活かして人の役に立ちたいという気持ちが生まれてきました。医療ソーシャルワーカーとして36年間、被爆者の生活に寄り添ってきました。退職後の現在も、相談活動を行っています。
日 時 2023年3月16日(木)14:00~15:30
場 所 鳥取市人権交流プラザ(幸町151)
(事前申し込みをお願いします)
講 師 山田寿美子さん
2歳の時に被爆。原爆で父母を亡くし、親戚宅を転々とする。
大学卒業後、福島生協病院(広島市)で医療ソーシャルワーカーとして被爆者に寄り添う。
退職後、山田居宅介護支援事業所を立ち上げて所長に。
30年以上にわたって、被爆者として証言活動を続けている。
広島県原爆被害者団体協議会。
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