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第21回ヒューマンライツセミナー 映画「うまれる」上映会を開催します!

2014年12月12日
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第21回ヒューマンライツセミナー


             映画「うまれる」上映会


   両親の不仲、虐待の経験から親になることを戸惑う夫婦。
  出産予定日にわが子を失った夫婦。
  子どもを望んだものの授からない人生を受け入れた夫婦。
  完治しない障害を持つ子を育てる夫婦。
  すべてが「うまれる」ストーリーです。


              と き  2015年2月8日(日)13:30~15:30


              ところ  とりぎん文化会館第2会議室

              ※入場無料、字幕付き


“僕はただ、両親と仲直りがしたくて、この映画を作ったのかもしれません”

自分は愛されているんだろうか…、自分は本当にこの両親の子どもなんだろうか…、物心ついた時から、僕はそう思っていました。
4歳年下の弟が右目が半分開かない状態で生まれてきたことから、両親は弟のことで精一杯。僕は「親の愛情」というものを、知らずに育った気がしていました。
自分はなぜうまれてきたのか、何のために生きているのか… 自分の存在価値がよくわからなくなり、結婚や子どもを持つことに、全く夢を描けませんでした。
そんなある日、講演会で「赤ちゃんは雲の上で親を選んで生まれてくる」という胎内記憶の話を聞きました。
自分は好きでうまれてきたんじゃないし、子どもは親を選べないとずっと思っていた僕は、非科学的でファンタジーな話とは思いつつ、心から感動したのです。
自分が選んだのかも、と考えると、いまの親子関係は自分にも責任があるのでは、自分も本当は愛されていたのでは… 長らく抱いていた否定的な感情が少しずつ消えていくのを感じました。
「うまれる」ことを映画にしたい!命の原点に向き合うことで、僕自身、両親との関係を築き直せるかもしれない……。
それから3年あまり。何十組ものご家族、ご夫婦を取材・撮影させていただきましたが、「うまれる」ことを知れば知るほど、その奥深さと神秘に僕は圧倒されました。
産まれてくること、そして生きることは、まさに奇跡の連続。頭では分かっている命の尊さ、感じる機会ってどのくらいあるのでしょう?
全身の細胞全部で、映画のメッセージを受け止めていただけたらうれしいです。

                                      企画・監督・撮影  豪田トモ


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